STORY
加唐島のヤブ椿100%
玄界灘の太陽と潮風の中で
じっくり育ったヤブ椿を使用
玄界灘に囲まれた佐賀県最北端の島・加唐島。日本書紀に『島の半分が椿』と記されていたほど、古くから多くの椿が自生する“椿の島”です。島民よりも猫が多いという人口わずか100人余の小さな島で、豊かな自然と大海に囲まれてのびのびと育ったヤブ椿の種には、オレイン酸やビタミンEがたっぷり。民間療法として代々愛用されてきた、かけがえのない大地からのギフトを、加唐島から日本へ世界へ届けたい‥そんな想いからJUICEはスタートしました。JUICEが原料とする椿オイルは加唐島に自生する日本原種のカメリア・ジャポニカ種100%。希少価値の高いオイルです。
自生椿の維持管理
無農薬、無化学肥料、無除草剤での管理
ヤブ椿が花をつけるのは真冬。ほとんどの植物が枯れてしまう季節に、優雅に咲き誇る姿は健気でたくましく、美しい生命力がみなぎります。手つかずの原生林で育ったヤブ椿は、農薬や肥料、除草剤などのケミカルは不使用。クリーンな土壌に育つヤブ椿の実を、島民がひとつひとつ手摘みで収穫しています。落ちた実や種は使用せず、採取した実は時間をかけて天日干しをして種を取り出します。搾りかすは肥料として土地に戻し、クリーンな循環を生み出しています。
非加熱圧搾(コールドプレス)
種の良し悪しがダイレクトに響く生しぼり製法
ヤブ椿の原生林をかき分けていくと、島民たちによって設立された「島つばき工房」があります。収穫した実は、選別から搾油まですべてが手作業。栄養価の減少を防ぐため加熱はせず、小さな搾油機でゆっくりと圧搾しています。手間はかかるけれど、オイルのピュアな香りと栄養が生きる贅沢な製法。この丁寧な手作業が「JUICE」の品質を支えています。天候や土壌、作業に携わる人たちによって変化する自然原料は、スローだからこそ美しい価値が宿ります。人にも地球にも優しく、作り手にも使い手にも優しい。サステナブルでクリーンな姿勢も、JUICEのこだわりです。
ヤブ椿を通じて加唐島をサポート
サステナブルビューティな取り組み
高齢者が多く、漁業で生計をたてる人々も多い加唐島。加唐島とパートナーシップを組むことで、地域に自生するすばらしいヤブ椿を環境に負荷をかけることなく採取するとともに、島民の安定した生活にも貢献できる、サステナブルなものづくりを目指しています。島民の方々からは、「島の産業の発展につながり、島民の励みとなり勇気につながった」との声も。島内で椿の植樹を行うなど、次の世代にもこの美しい自然資源をのこせるように持続可能な取り組みを行っています。